2021年08月05日
不動産決済について
不動産決済について
不動産売買契約締結から約1ヵ月前後に行われる『決済』によって取引が完結します。
当日は残金決済・物件の引渡し・所有権登記移転を同時に行います。
場所は、多額の資金を振込により支払うケースが一般的のため、銀行にて手続きを行うことが多いです。
決済日前に売主様がやっておくこと
- 測量の実施・・・売却する不動産の境界が確定されていない場合は、土地家屋調査士に依頼し、境界確定と測量図作成手続きを進めます。
- 所有権移転登記の準備・・・登記簿に記載された内容と住所が違う場合や、権利証を紛失してしまった場合は手続きが必要ですので、早めにお知らせください。
- 抵当権抹消の準備・・・売却物件に住宅ローンを組んでいた場合、抵当権抹消書類の準備が必要です。お時間がかかる場合もあるので、早めに金融機関に連絡しておきましょう。
- 滅失登記の完了・・・現在は更地でも、過去に建物が建っていた場合に滅失登記がされていないケースがあります。滅失登記を完了してからのご売却となりますので、お早めにお知らせください。
当日の流れ
- 1.司法書士による本人確認・書類確認、登記必要書類への署名捺印
- 2.融資実行と残代金の送金
- 3.諸費用の精算(公租公課の清算・登記費用・仲介手数料など)
- 4.ローン返済・抵当権の抹消登記手続き(住宅ローンの残債がある場合)
- 5.鍵や説明書類などの引き渡し
買主様に用意していただくもの
用意するもの | 手続き |
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印鑑 | 登記関係書類に押印 |
住民票 | 司法書士へ提出 |
身分証明書 | ローン手続き、登記手続きに必要 |
残代金 | 売主へ |
固定資産税日割り精算 | 売主へ |
仲介手数料 | 不動産会社へ |
登記費用 | 司法書士へ |
売主様に用意していただくもの
用意するもの | 手続き |
---|
実印 | 登記関係書類に押印 |
権利書(登記識別情報) | 司法書士へ提出 |
印鑑証明書(発行より3ヵ月以内のもの) | 司法書士へ提出 |
物件の鍵 | 買主へ |
領収書 | 買主へ |
抵当権抹消書類(住宅ローンの残債がある場合) | 司法書士へ提出 |
建築確認通知書・パンフレット・管理規約など(物件の詳細が分かる資料) | 買主へ |
固定資産税納付書 | 不動産業者へ(日割り計算に利用) |
弊社へご相談ください。
ご契約~決済まで、売主様も買主様もやることが沢山あって大変だと存じます。
スムーズにお引渡しができるよう、弊社がしっかりサポートいたします!